←TOP
←TRAVEL TOP
5日目

1/ 2/ 3/ 4/ 5/ 6/ 7/日目 )

6月9日(金)シリヤラリン〜ヘルシンキ

船で過ごす一夜はときどき地震のような揺れで目が覚めましたが、まあまあぐっすり寝れました。
そして迎えた朝、散歩がてら船内をぶらぶらしてると、目の前に何か落ちている。
拾い上げてみると、なんとずっしりと重い財布。
チラッと中を見てみると、男性の顔写真入りの免許証のようなものも入っている。
昨晩、シリヤラインナイトを楽しんでるうちに、うっかり落としちゃったのかなぁ。
どこの国の人かわからないけどスキだらけだなぁ〜と思いつつ、インフォメーションに届けることに。
するとインフォメーションの人にお礼を言われて、「どこで拾いましたか?」と聞かれた。
落ちてたのは12階と11階のあいだの階段の踊り場だったのだけど、それが英語でうまく説明できない。
「階段」の英単語すら出て来ず、あわわわわ・・・。
自分の情けない英語力にちょっとしょんぼりしつつ、昨日夕食を食べたとこと同じバイキングレストランで朝食。


手前のパイみたいなのは「カルヤランピーラッカ』というフィンランド料理。(多分)


乗客の多くがこのレストランで朝食をとるため、かなりの込みっぷり。
シリヤラインは定年退職した人達がのんびり旅を楽しみたいと利用することも多いらしく、乗客の年齢層は高めでした。
食事中、ムーミンママとスナフキンがやってくるという、ディズニーランドチックなサービスもあり。(ムーミンママ、乗客が連れてきていた犬にはげしく吠えられてました・・・。)


すごくわかりにくいけど、奥でスナフキンが手を振ってます。


こちらの人はコーヒー党の人が多いそうで、朝食会場のコーヒーマシーンにも行列が出来ていたのだけど、私は紅茶党。
紅茶はバスケットの中からティーパックを取り出し、コーヒーマシーンの横にひそかにあるホットウォーター注ぎ口でいれるという、ちょっとわかりにくいシステムになっていました。
でも無事紅茶をいれて席に戻ろうとしたところ、年配のおばちゃんが私の紅茶を指差して「これはどうやって入れるの?」ってなことを聞いてきた。
しかしここでも英語でうまく説明できない私、バスケットやらホットウォーター注ぎ口やらを指差しつつ「これをこうしてこうする」ってな情けない説明に・・・。
それでもおばちゃんは「わかった」ってな感じでうなづいてたけど、やっぱりもうちょっと英語がうまくなりたいなぁ。 とほほ・・・。

と、そんな思い出も残しつつ、船はついにフィンランドに到着。
船から降りてしばらくは、まだ地面がゆれてる気分。


さよならシリヤライン。


そしてタクシーでホテルに行って荷物を預けたのち、トラムに乗ってマーケット広場へ。


海辺にあるにぎやかな青空マーケット。


野菜、果物、花、お土産などいろいろ売られてます。


そこからまたフェリーに乗り、かつては要塞だったという世界遺産の島、スオメンリンナへ。


島へは船で約15分。


上空にはたくさんのカモメがクァークァーと鳴いてます。


さっき乗ってきたシリヤラインの横を過ぎる。やっぱり大きい〜。


こうして到着したスオメンリンナは、スウェーデン軍がロシア軍の侵攻をくい止めるため、1748年から要塞化建築をはじめたのだそうです。(当時フィンランドはスウェーデン領。)
でも1808年にロシア軍の支配下におち、ロシア軍の要塞として110年使われたのち、フィンランド独立とともにこの島もフィンランド軍のものとなり、1918年に名前も「スオメンリンナ(フィンランドの城)」と改名されたのだそうです。
現在は約900人の住民も暮らすとってものどかな島になっていますが、要塞だった頃の面影もところどころに残されていました。


乗船場へ続くかわいいゲート。



一面のタンポポの奥にあるのは、銃撃用の窓でしょうか。



現在も残されている潜水艦。


これは防空壕?


海にむかって置かれている大砲。

島には博物館や海水浴場もあり、いまは絶好のハイキングスポットのようです。
平和になってよかったなぁ〜と思いつつ、島内にあるレストランで昼食をとることに。


昔の建築物を利用したレストラン。


おいしいピザでランチ。暑かったのでビールもうまい〜。


そしてまた船で戻り、市内の観光スポットめぐりへ。
ヘルシンキの街はそんなに広くないし、トラムも走っているので、さくさくと見てまわれます。


かわいくて便利なトラム。


北欧最大のロシア正教の教会、ウスペンスキ寺院。


どっしりと重厚な雰囲気。


町のシンボル的存在、ヘルシンキ大聖堂。


何かのフェスティバル中で、砂の城が作られてました。


天然の岩山をくり抜いて造られた、テンペリアウキオ教会。


外観はただの石垣だけど、中に入ると明るくて広い。音響もいいんだとか。


このあたりでトラムに乗っていたとき、途中で乗り込んできたおじさんが私のうしろの席に座り、タバコを吸い始めた。
すると隣に座っていた女の子がなにか文句を言って席を移り、それに気づいた近くに座っていた年配の男性がなにやら注意をした模様。
そしたらタバコのおじさんは悪態ついてなにやら叫びだした。
でもそれに負けじと、年配の男性、さらにうしろの席のおばさんやその他の乗客も、ガンガンと言い返しだして、車内は騒然とした雰囲気に。
ひょええ〜〜っ、うしろ振り返るに振り返れないし、なに言ってんだかわからない分、よけいに怖い〜!!
しばらくびくびくしながら状況を見守り、降りる駅に着いたのでささっと降りたのだけど、ほんとびびりしました。
でもあんなにまわりの人達で注意するなんて、ヘルシンキの人達は正義感が強いということなのかなぁ〜。
まあこんな出来事が旅行中一番怖かった出来事というくらい、北欧は治安のいいところでした。

そしてフィンランド出身の作曲家シベリウスを記念した公園へ。


学生らしい団体が記念写真を撮ろうとしているところ。ジーパン率高し。


陶磁器で有名なアラビア社。


博物館や商品が買えるショップもあり。


モダンで斬新な作品が展示される、国立現代美術館キアズマ。


ちょっとオカルトチックな企画展開催中で、日本人作家の作品も何点かありました。


その後、文房具も充実の大型書店、アカデミア書店へ。
この時期、スウェーデンと同じくフィンランドも陽が長い。
書店を出たのはもう午後9時だけど、まだまだ明るくて夜とは思えない。
けどおなかはすいたので、フィンランド料理が楽しめるというレストランに夕食へ・・・。


店名の「オメナ・プー」は「りんごの木」という意味だそう。


ところで私は文字だけのメニューを読み取って、どんな料理か想像するのがとっても苦手です。
フィンランド語はさっぱりだし、英文の説明書きもあるのだけど、ようわからん〜。
日本でもだけど、メニューは写真付きが好きです。
けわしい顔でメニューをじ〜っとにらみつつ、フィンランド料理といえばの、トナカイステーキを注文。


「poron」ってのがトナカイ肉だそう。


ちょっと高かったのだけど思いきってたのんでみたトナカイ。
お肉に関してはそんなにクセはなく食べやすかったですが、どっちかというとベリー系のソースがたっぷりかかってることのほうが食べ慣れなかったです。


サンタクロースの国フィンランドの、トナカイステーキ。


レストランから出ても空はまだちょっと明るい。
この日は金曜日の夜ってこともあって、街は人も多くてにぎやか。
寒く暗く長い冬をもつフィンランドにとって、これからはじまる夏はとっても楽しい時期なのらしい。
若者もまだまだ家に帰りたくないってな感じで、街をぞろぞろ歩いている。

でもさすがにもう疲れたので、私達はホテルに帰って就寝。




6日目へ。